未来視の声 「ニクスモールで幽霊にでくわしたぁ!?」口に運ぼうとしたコーヒーカップを止めた友人。「そう! しかも、オープン当日だったのよ」私は矢継ぎ早に続ける。「壁を突き抜けて出てきたのよ!!」変わらず、友人はカップを口元で止めたまま、あんぐりと口を開… 2024-05-07文章 未来視の声小説